マツダの技術開発の道筋を示す「ビルディングブロック戦略」のStep-2である減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」は、走行中にアクセルOFFした瞬間から、可変電圧式オルタネーターで発電、最大25Vまで高電圧化して送電、大容量電気二重層キャパシター(EDLC: Electric Double Layer Capacitor)に蓄電します。アイドリングストップ中やアクセルONの時、蓄えた電気が十分残っている間は、オルタネーターによる発電は行わず、キャパシターの電気をエンジン電装品やエアコンやオーディオなどに使うことで、エンジン出力の約10%にもおよぶ発電負荷を極力抑え、燃費を向上できます。