Prominence Commuting Device(PCD)は、成人1名の移動で発生するWell to Wheel(1次エネルギ資源採取から最終使用まで)でのCO2排出原単位を旅客鉄道以下としたバッテリ駆動のEVです。PCDは原付ミニカーとして番号標の交付を受けており、実際に公道を走行することが可能です。軽量化と空力性能の追求で消費電力を低減した結果、市街地〜郊外の実用走行におけるWell to Wheel でのCO2排出原単位は13.4g−CO2/人キロと、国内旅客鉄道の温室効果ガス排出原単位(18g−CO2/人キロ)を下回りながら、最高速75km/h、航続距離90kmの実用性能を両立しています。