CVT用「高信頼性低トルク玉軸受」
燃費向上の観点から、トランスミッションオイルの低粘度化と希薄潤滑化が今後一層進むと考えられます。本製品はこのような市場ニーズを先取りし、摩擦損失を大幅に抑えるとともに、低粘度化と希薄潤滑下における信頼性を大幅に向上させました。
NSKがこれまで培ってきた固有の特殊熱処理技術、クリープ防止技術、設計技術、さらに繊維強化型プラケージを融合し、従来比2.5倍の長寿命を可能にしました。
繊維強化型プラケージの採用で定格容量や軸受のサイズを大きく変更することなく、軸受の回転による潤滑油の攪拌抵抗を最大3割減らしました。また、軌道溝オフセット仕様の採用で一層のユニット小型・軽量化に貢献しています。