第41回東京モーターショー2009 来場者アンケート結果

一般来場者 車いす利用者
外国人来場者  

一般来場者

1.総括

  1. 1)来場者属性
    • 来場者男女比は、男性が減少し女性が僅かに増えた。
    • 低年層が前回より5.9ポイント減少し、中年層が5.2ポイント増加した。
  2. 2)来場者実態
    • 開催の認知経路では、「東京モーターショー(TMS)のホームページ(Web)を見て」が前回(28.8%)とほぼ同率でトップとなった(29.0%)。次いで「新聞や雑誌の記事で」が前回より12.8ポイント増加の27.7%となった。また、今回より新規項目として追加した「東京モーターショー(TMS)のモバイルサイトを見て」が7.6%であった。
    • 「今回初めて」の来場者は前回より7.5ポイント減少し20.8%となった。
  3. 3)来場主目的
    • 「見てみたい車があるから」が前回(78.8%)より10.0ポイント減少し、「最新の技術について知りたいから」が12.0ポイント増の46.0%となった。来場主目的の上位3項目は前回と同順。
    • 「新車購入の参考にしたい」は、前回(58.9%)より5.2ポイント減少した。
    • 「知りたい最新技術の種類」では、「環境対策」、「性能の向上」が増加、「快適性の向上」、「情報通信技術」が減少した。
    • 「知りたい最新技術の種類」では、「環境対策」が前回(55.9%)より15.5ポイント上昇し71.4%となり、以下、前回同様に「性能の向上」、「安全対策」と続いた。
  4. 4)来場主目的の達成度と非達成理由
    • 来場主目的の達成度は、前回より11.9ポイント減少し78.0%となった。
    • 非達成率は、前回より6.8ポイント増加し10.2%となった。
    • 非達成理由としては、「見たかった車や部品等が十分でなかったから」が前回より41.7ポイント増え、61.7%となった。
  5. 5)次回ショーへの来場意向
    • 今回並みの展示を会った場合、前回より26ポイント減少の66.8%となった。

2.調査概要

対象 15歳〜69歳の一般男女
調査方法 見学を終えた調査対象者に調査員が面接し、聴取・記入する方法
調査期間 10月24日(土) ~ 11月4日(水)の一般公開期間(12日間)
標本抽出法 来場者観察データに基づく層別抽出法
サンプル数 1,049サンプル

3.調査結果

1)来場者属性

(1)性別

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
男性 80.0 80.5
女性 20.0 19.5

(2)年齢

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
低年(15〜29歳) 24.7 30.6
中年(30〜49歳) 57.3 52.1
高年(50〜69歳) 18.0 17.4
平均年齢 38.5歳 37.2歳
2)来場実態

(1)来場経験回数

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
今回初めて 20.8 28.3
2 〜3回 24.9 28.0
4 〜5回 22.8 20.4
6 〜 10回 17.3 13.8
11 〜 15回 7.4 3.9
16 〜 20回 2.8 2.4
21回以上 4.0 3.2
平均来場回数 5.82回 4.81回

(2)認知経路(上位10項目)

[単位:%]

41回ショー 42回ショー
東京モーターショーWebサイトを見て 29.0 28.8
新聞や雑誌の記事で 27.7 14.9
テレビやラジオのニュースで 27.0 24.6
会社や仕事の関係で 20.4 17.6
友人・知人から聞いて 17.9 18.3
新聞の広告を見て 16.3 17.0
それ以外のインターネットで 9.8 11.3
ポスター・パンフレット等で 7.6 6.9
東京モーターショーのモバイルサイトを見て 7.6 -
ヤフー・ミクシィのインターネット広告を見て 7.4 -

(3)来場時最終利用交通機関

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
JR京葉線 計 44.7 48.3
JR武蔵野線直通 5.1 7.0
JR総武線 計 2.8 1.9
京成千葉線 1.4 1.1
鉄道 計 54.0 58.3
自家用車 38.3 34.0
二輪車 2.7 2.8
自転車 1.5 0.6
徒歩 0.3 0.4
その他 3.2 3.8

(4)入場時間

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
9時台 15.2 15.5
10時台 26.6 35.5
11時台 18.2 19.7
午前中の入場者 計 60.0 70.7
12時台 10.3 10.2
13時台 11.4 9.0
14時台 9.3 4.9
15時台 6.1 3.8
16時以降 2.9 1.5
平均入場時間 11時39分 11時12分
3)来場目的

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
見てみたい車があるから 68.8 78.8
最新の技術について知りたいから 46.0 34.0
ショーを楽しむため 37.1 30.9
仕事や勉強の上で知識や情報を得たいから 25.0 20.1
部品・機械器具について知りたいから 19.0 12.0
新しい特別企画を見るため 11.2 8.9
その他 4.9 4.0
4)来場主目的の達成程度

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常に達せられた(+2) 16.7 78.0 26.2 89.9
まあ達せられた(+1) 61.3 63.7
どちらともいえない( 0) 11.8 6.7
あまり達せられなかった(−1) 9.1 10.2 3.3 3.4
全く達せられなかった(−2) 1.1 0.1
スコア(上記与点の加重平均値) 0.83 1.13
5)来場主目的の非達成理由

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
見たかった車や部品等が十分でなかったから 61.7 20.0
期待していた説明や情報が得られなかったから 28.0 16.4
展示の工夫が足りなかったから 15.0 10.9
混雑してよく見られなかったから 14.0 61.8
展示車などに座ったり触ったり出来なかったから 10.3 25.5
その他 15.0 9.1
6)新車購入の参考意向

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常にある(+2) 16.3 53.7 24.5 58.9
まあある(+1) 37.4 34.3
どちらともいえない( 0) 17.5 15.2
あまりない(−1) 14.7 28.8 10.9 25.9
全くない(−2) 14.1 15.0
スコア(上記与点の加重平均値) 0.27 0.43
7)特別企画/施策の認知・利用程度と利用者評価

[単位:%]

実際に利用した 知ってはいるが
利用していない
知らない/
利用していない
乗用車試乗会 2.1 69.0 28.9
二輪車試乗会 1.4 53.8 44.8
電動ハイブリッド自転車試乗会 0.8 40.2 59.0
日本カー・オブ・ザイヤー30周年特別記念展示 77.8 11.7 10.5
東京モーターショーシンポジウム 2.3 29.4 68.4
自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー 0.9 21.6 77.5
TOKYO FM サテライトスタジオ 20.8 30.0 49.2
幼児くるま絵画展 36.0 29.0 35.0
「私の思い出の愛車」写真展 15.1 21.2 63.8

[単位:%]

非常によい
(+2)
まあよい
(+1)
どちらとも
いえない
( 0)
あまり
よくない
(−1)
全く
よくない
(−2)
スコア
乗用車試乗会 45.5 36.4 18.2 0.0 0.0 1.27
二輪車試乗会 33.3 40.0 6.7 20.0 0.0 0.87
電動ハイブリッド自転車試乗会 50.0 37.5 12.5 0.0 0.0 1.38
日本カー・オブ・ザイヤー30周年特別記念展示 37.1 49.0 11.5 2.2 0.1 1.21
東京モーターショーシンポジウム 25.0 50.0 16.7 8.3 0.0 0.92
自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー 11.1 66.7 11.1 11.1 0.0 0.78
TOKYO FM サテライトスタジオ 15.1 35.3 44.5 3.7 1.4 0.59
幼児クルマ絵画展 32.8 44.4 19.8 2.1 0.8 1.06
「私の思い出の愛車」写真展 36.1 41.8 19.0 1.9 1.3 1.09
8)次回ショーへの来場意向

[単位:%]

非常にそう思う(+2) 23.4 66.8
まあそう思う(+1) 43.5
どちらともいえない( 0) 19.3
あまりそう思わない(−1) 10.6 13.9
全くそう思わない(−2) 3.3
スコア(上記与点の加重平均値) 0.73
<※男女構成比>
開催年 開催回 開催形態 男性比率(%) 女性比率(%)
2009 第41回 総合ショー 80.0 20.0
2007 第40回 総合ショー 80.5 19.5
2005 第39回 乗用車・二輪車 78.3 21.7
2004 第38回 働くくるまと福祉車両 74.8 25.2
2003 第37回 乗用車・二輪車 77.8 22.2
2002 第36回 商用車 82.8 17.2
2001 第35回 乗用車・二輪車 77.7 22.3
2000 第34回 商用車 82.3 17.7

車いす利用者

1.総括

  1. 1)来場者属性
    • 車いす来場者男女比は、前回より男性が5.3ポイント増加し91.0%、女性が減少し0.9%となった。
    • 年齢は、低年が6.9ポイント増加の16.4%、高年が7.9ポイント減少し25.4%となった。。
  2. 2)来場者実態
    • 開催の認知経路としては、「東京モーターショー(TMS)サイトを見て」が前回より12.2ポイント減少の50.7%だが、前回に引き続きトップとなった。次いで、前回より19.9%増加の「友人・知人から聞いて」(31.3%)となった。
    • 今回の平均来場回数は、前回(4.67回)より1.42回増加の6.09回となった。
  3. 3)来場主目的
    • 主目的は前回と同順であったが、「最新の技術について知りたいから」が前回(35.2%)より9.6%増加の44.8%であった。
  4. 4)車いす利用者への配慮
    • 「入場ルートのスタッフ人数・対応」の肯定率は、前回(85.7%)より5.3ポイント増加し91.0%となった。
    • 「場内のバリアフリー度の評価」は、前回(72.4%)より14.2%増加し86.6%となった。
    • 特別見学日の評価は、前回(96.2%)に引き続き非常に高く、98.5%となった。
  5. 5)次回ショーへの来場意向
    • 来場意向は、前回(98.1%)に引き続き100%と非常に高い肯定率であった。

2.調査概要

対象 車いす利用者特別見学日参加者で15歳〜69歳の一般男女
調査方法 見学を終えた調査対象者に調査員が面接し、聴取・記入する方法
調査期間 10月22日(木)午後1時~6時
サンプル数 67サンプル

3.調査結果

1)対象者属性

(1)性別

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
男性 91.0 85.7
女性 9.0 14.3

(2)年齢

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
低年(15〜29歳) 16.4 9.5
中年(30〜49歳) 58.2 57.1
高年(50〜69歳) 25.4 33.3
平均年齢 43.84 43.54

(3)居住地

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
千葉県 31.3 24.8
東京都 26.9 28.6
神奈川県 17.9 15.2
埼玉県 4.5 6.7
東京圏 計 80.6 75.3
関東地方 計 91.0 85.7
関東地方以外 計 9.0 14.3
2)来場実態

(1)認知経路(上位10項目)

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
東京モーターショーWebサイトを見て 50.7 62.9
友人・知人から聞いて 31.3 11.4
新聞の広告を見て 10.4 4.8
新聞や雑誌の記事で 9.0 6.7
ヤフー・ミクシィのインターネット広告を見て 9.0 -
東京モーターショーのモバイルサイトを見て 7.5 -
テレビやラジオのニュースで 6.0 3.8
それ以外のインターネットで 4.5 15.2
新聞の折り込み特集やフリーペーパーで 4.5 -
会社や仕事の関係で 3.0 4.8

(3)見学時間

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
2時間未満 20.9 10.5
2時間以上 3時間未満 43.3 32.4
3時間以上 4時間未満 17.9 19.0
4時間以上 5時間未満 16.4 28.6
5時間以上 6時間未満 1.5 9.5
6時間以上
平均見学時間 2時間50分 3時間25分
3)来場主目的

(1)東京モーターショーの来場主目的

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
見てみたい車があるから 74.6 88.6
最新の技術について知りたいから 44.8 35.2
ショーを楽しむため 47.8 30.5
新しい特別企画を見るため 11.9 8.6
部品・機械器具について知りたいから 7.5 8.6
仕事や勉強の上で知識や情報を得たい 11.9 3.8
その他 1.5 1.9

(2)来場目的の達成程度

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常に達せられた(+2) 16.4 80.6 22.92 90.5
まあ達せられた(+1) 64.2 67.6
どちらともいえない( 0) 13.4 6.7
あまり達せられなかった(−1) 6.0 6.0 2.9 2.9
全く達せられなかった(−2)
スコア(上記与点の加重平均値) 0.91 1.10
4)車いす来場者への配慮

(1)スタッフ人員や対応の評価

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常に良い(+2) 44.8 91.0 41.9 85.7
まあ良い(+1) 46.3 43.8
どちらともいえない( 0) 4.5 10.5
あまり良くない(−1) 4.5 4.5 2.9 3.9
全く良くない(−2) 1.0 1.0
スコア(上記与点の加重平均値) 1.31 1.23

(2)会場内のバリアフリー度

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常に良い(+2) 37.3 86.6 20.0 72.4
まあ良い(+1) 49.3 52.4
どちらともいえない( 0) 4.5 11.4
あまり良くない(−1) 9.0 9.0 14.3 16.2
全く良くない(−2) - 1.9
スコア(上記与点の加重平均値) 1.15 0.74

(3)「車いす利用者特別見学日」の評価

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常によい(+2) 94.0 98.5 84.8 96.2
まあよい(+1) 4.5 11.4
どちらともいえない( 0) 1.5 2.9
あまりよくない(−1) 1.0 1.0
全くよくない(−2)
スコア(上記与点の加重平均値) 1.93 1.80

(4)次回ショー「車いす利用者特別見学日」への来場意向

[単位:%]

41回ショー 40回ショー
非常にそう思う(+2) 82.1 100.0 94.3 98.1
まあそう思う(+1) 17.9 3.8
どちらともいえない( 0) 2.9
あまりそう思わない(−1)
全くそう思わない(−2)
スコア(上記与点の加重平均値) 1.82 1.92

外国人来場者

1.総括

  1. 1)来場者実態
    • 外国人来場率は前回(3.7%)より0.2ポイント減少し、3.5%となった。
    • 在住地では、海外在住が前回(57.2%)より8.1ポイント減少し49.1%となった。
    • 来場国数は、前回(56ヶ国)より10ヶ国少ない46ヶ国となった。

2.調査概要

対象 出展者、主催者を除く一般男女
調査方法 退場ゲート通過者に調査員が面接し、聴取、記入する方法
調査期間 10月28日(水)~11月1日(日)の一般公開期間(5日間)
標本抽出法 退場ゲート通過者のランダムサンプリング
サンプル数 10,815サンプル

3.調査結果

(1)性別

[単位:%]


41回ショー 40回ショー
男性 82.0 84.1
女性 18.0 15.9

(2)外国人来場率

[単位:%]


41回ショー 40回ショー
日本人 95.8 95.1
外国人 3.5 3.7
識別不能 0.7 1.2

(3)外国人居住地

[単位:%]

日本在住 50.9
海外在住 49.1

(4)エリア別来場率

[単位:%]


41回ショー 40回ショー
アジア 57.5 52.8
ヨーロッパ 13.4 13.1
北中米カリブ海諸国 10.2 12.0
南米 7.1 15.1
オセアニア 6.2 3.4
北ユーラシア 4.3 3.0
アフリカ 1.2 0.6

(5)国別来場率

[単位:%]


41回ショー 40回ショー
中国 11.8 8.8
韓国 9.9 22.5
インド 6.8 1.6
アメリカ 6.8 7.8
インドネシア 6.2 2.4
タイ 5.6 4.0
ブラジル 5.0 11.0
オーストラリア 4.7 1.8
フィリピン 4.0 2.2
ロシア連邦 4.0 2.8