第42回東京モーターショー2011 来場者アンケート結果

一般来場者 外国人来場者

一般来場者

1.総括

  1. 1)来場者属性
    • 女性の来場者が、前回(20.0%)より1.8ポイント増加し21.8%となった。
    • 年齢に関し、低年層は減少したものの、前回より減少幅の縮小が見られた。高年層は、前回(18.0%)より3.6ポイント増加し21.6%となった。
  2. 2)来場者実態
    • 開催の認知経路では、新規項目である「テレビの番組で」が33.8%でトップとなった。次いで「新聞や雑誌の記事で」が、前回より(27.7%)より2.8ポイント増加の30.5%で続いた。
    • 「今回初めて」の来場者は、前回(20.8%)より6.7ポイント増加し27.5%となった。
  3. 3)来場主目的
    • 前回より、来場の目的順位に変更はない。
    • トップの「見てみたいクルマがあるから」が前回(68.8%)より4.3ポイント増加し、73.1%となった。
    • 「新車購入の参考にしたい」意向は、前回(53.7%)より11.2ポイント増加し64.9%となった。
    • 「知りたい最新技術の種類」では、「環境対策」が前回(71.4%)より15.7ポイント減少したものの、55.7%とトップであり、以下「性能の向上」(53.6%)、「安全対策」(28.6%)と続いた。
  4. 4)来場主目的の達成度と非達成理由
    • 達成率は、前回(78.0%)より8.3ポイント高く86.3%となった。
    • 非達成者における非達成理由としては「混雑していてよく見られなかったから」が前回(14.0%)より42.3%増加し、56.3%でトップとなった。
  5. 5)次回ショーへの来場意向
    • 今回並みの展示を行った場合、前回(66.8%)より16%増加し82.8%となった。

2.調査概要

対象 15歳〜69歳の一般男女
調査方法 見学を終えた調査対象者に調査員が面接し、聴取・記入する方法
調査期間 12月3日(土) ~ 12月11日(日)の一般公開期間(9日間)
標本抽出法 来場者観察データに基づく層別抽出法
サンプル数 835サンプル

3.調査結果

1)来場者属性

(1)性別

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
男性 78.2 80.0
女性 21.8 20.0

(2)年齢

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
低年(15〜29歳) 23.8 24.7
中年(30〜49歳) 54.6 57.3
高年(50〜69歳) 21.6 18.0
平均年齢 39.8歳 38.5歳
2)来場実態

(1)来場経験回数

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
今回初めて 27.5 20.8
2 〜3回 26.1 24.9
4 〜5回 19.3 22.8
6 〜 10回 16.0 17.3
11 〜 15回 5.6 7.4
16 〜 20回 3.4 2.8
21回以上 2.0 4.0
平均来場回数 4.98回 5.82回

(2)認知経路(上位10項目)

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
テレビの番組で 33.8
新聞や雑誌の記事で 30.5 27.7
東京モーターショー(TMS)のサイトを見て 24.0 29.0
会社や仕事の関係で 19.0 20.4
友人・知人から聞いて 16.4 17.9
テレビやラジオのニュースで 13.4 27.0
それ以外のインターネットで 12.1 9.8
交通広告を見て 8.0 6.3
ポスター・パンフレット等で 8.0 7.6
自動車販売店・営業スタッフから聞いて 6.1 4.9

(3)来場時最終利用交通機関

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
りんかい線 31.7
ゆりかもめ 29.9
鉄道計 61.7 54.0
無料シャトルバス 5.1
路線バス 3.2
水上バス 0.5
自家用車 23.8 38.3
二輪車 1.0 2.7
自転車 0.8 1.5
徒歩 0.6 0.3
その他 3.2 3.2

(4)入場時間

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
10時台 36.6 41.8
11時台 21.0 18.2
午前中の入場者 計 57.6 60.0
12時台 12.0 10.3
13時台 10.3 11.4
14時台 7.8 9.3
15時台 6.8 6.1
16時台 3.6 2.4
17時台 1.0 0.5
15〜17時台入場 計 11.4 9.0
18時以降 1.0
平均入場時間 11時55分 11時39分
3)来場目的

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
見てみたい車があるから 73.1 68.8
最新の技術について知りたいから 46.0 46.0
ショーを楽しむため 33.4 37.1
仕事や勉強の上で知識や情報を得たいから 25.1 25.0
部品・機械器具について知りたいから 16.9 19.0
新しい特別企画を見るため 9.3 11.2
その他 5.6 4.9
4)来場主目的の達成程度

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
非常に達せられた(+2) 22.4 86.3 16.7 78.0
まあ達せられた(+1) 64.0 61.3
どちらともいえない( 0) 7.9 11.8
あまり達せられなかった(−1) 5.1 5.7 9.1 10.2
全く達せられなかった(−2) 0.6 1.1
スコア(上記与点の加重平均値) 1.02 0.83
5)来場主目的の非達成理由

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
混雑してよく見られなかったから 56.3 14.0
見たかった車や部品等が十分でなかったから 29.2 61.7
期待していた説明や情報が得られなかったから 20.8 28.0
展示の工夫が足りなかったから 10.4 15.0
展示車などに座ったり触ったり出来なかったから 4.2 10.3
その他 14.6 15.0
6)新車購入の参考意向

[単位:%]

42回ショー 41回ショー
非常にある(+2) 28.4 64.9 16.3 53.7
まあある(+1) 36.6 37.4
どちらともいえない( 0) 12.3 17.5
あまりない(−1) 7.9 22.8 14.7 28.8
全くない(−2) 14.9 14.1
スコア(上記与点の加重平均値) 0.56 0.27
7)特別企画/施策の認知・利用程度と利用者評価

[単位:%]

実際に利用した 知ってはいるが
利用していない
知らない/
利用していない
プロの運転による乗用車同乗試乗会 2.4 41.7 55.9
二輪車試乗会 0.8 34.6 64.6
SMART MOBILITY CITY の展示 19.9 24.4 55.7
東京モーターショーシンポジウム 2.3 29.2 68.5
自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー 0.8 26.2 72.9
アトリウムのステージイベント 8.1 24.7 67.2
次世代自動車のテストライド 4.0 34.9 61.2

[単位:%]

非常によい
(+2)
まあよい
(+1)
どちらとも
いえない
( 0)
あまり
よくない
(−1)
全く
よくない
(−2)
スコア
プロの運転による乗用車同乗試乗会 75.0 20.0 5.0 0.0 0.0 1.70
二輪車試乗会 57.1 28.6 14.3 0.0 0.0 1.43
SMART MOBILITY CITY の展示 25.3 52.4 21.7 0.6 0.0 1.02
東京モーターショーシンポジウム 26.3 47.4 21.1 5.3 0.0 0.95
自動車ジャーナリストと巡る東京モーターショー 42.9 42.9 14.3 0.0 0.0 1.29
アトリウムのステージイベント 35.3 42.6 20.6 0.0 1.5 1.10
次世代自動車のテストライド 51.5 42.4 6.1 0.0 0.0 1.45
8)次回ショーへの来場意向

[単位:%]

非常にそう思う(+2) 43.0 82.8
まあそう思う(+1) 12.2
どちらともいえない( 0) 12.2
あまりそう思わない(−1) 4.3 5.0
全くそう思わない(−2) 0.7
スコア(上記与点の加重平均値) 1.20
<※男女構成比>
開催年 開催回 開催形態 男性比率(%) 女性比率(%)
2007 第40回 総合ショー 80.5 19.5
2011 第42回 総合ショー 78.2 21.8
2007 第40回 総合ショー 80.5 19.5
2005 第39回 乗用車・二輪車 78.3 21.7
2004 第38回 働くくるまと福祉車両 74.8 25.2
2003 第37回 乗用車・二輪車 77.8 22.2
2002 第36回 商用車 82.8 17.2
2001 第35回 乗用車・二輪車 77.7 22.3

外国人来場者

1.総括

  1. 1)来場者実態
    • 外国人来場率は前回(3.5%)より1.0ポイント減少し、2.5%となった。
    • 在住地では、海外在住が前回(49.1%)より6.6ポイント減少し42.5%となった。
    • 来場国数は、前回(46ヶ国)より7ヶ国少ない39ヶ国となった。

2.調査概要

対象 出展者、主催者を除く一般男女
調査方法 退場ゲート通過者に調査員が面接し、聴取、記入する方法
調査期間 12月6日(火)・12月10日(土)の一般公開期間内2日間
標本抽出法 退場ゲート通過者のランダムサンプリング
サンプル数 7,994サンプル

3.調査結果

(1)性別

[単位:%]


42回ショー 41回ショー
男性 81.6 82.0
女性 18.4 18.0

(2)外国人来場率

[単位:%]


42回ショー 41回ショー
日本人 96.4 95.8
外国人 2.5 3.5
識別不能 0.5 0.7

(3)外国人居住地

[単位:%]

日本在住 57.5
海外在住 42.5

(4)エリア別来場率

[単位:%]


42回ショー 41回ショー
アジア 54.4 57.5
ヨーロッパ 16.9 13.4
北中米カリブ海諸国 15.6 10.2
南米 4.4 7.1
オセアニア 4.4 6.2
北ユーラシア 2.5 4.3
アフリカ 1.9 1.2

(5)国別来場率

[単位:%]


42回ショー 41回ショー
中国 13.8 11.8
インド 13.8 6.8
アメリカ 9.4 6.8
大韓民国 6.9 9.9
インドネシア 5.0 6.2
オーストラリア 4.4 4.7
ドイツ 3.8 1.6
タイ 3.1 5.6
ブラジル 3.1 5.0
フィリピン 3.1 4.0