昭和48年10月30日〜11月12日(晴海)
記念すべき20回目を迎え、主催者は自動車の発展過程をわかりやすくディスプレイした「くるまの歩み」展を設けたほか、社会的に自動車のあり方が見直されつつある現実から「人間と自動車」の問題を考えるなどの記念行事を計画した。この年のニューモデルはトヨタ・スターレットなど僅かだったが、京都で開催された第19回ESV国際会議で公開された試作モデルも出品されて日本の安全技術の高さをアピール。外国車も活況を呈し、大型商用車の出品も復活したものの、期間中は開幕直前に勃発した第一次オイルショックが最大の関心事に。その余波からモーターショーのあり方までが問われ、翌年のショー開催中止が決定、以降は隔年開催となった。