昭和56年10月30日〜11月10日(晴海)
低成長期時代といわれながらも、各社が意欲的にニューモデルや参考出品車、そして新技術を意欲的に出品し、活気にあふれていた。目立ったのは小型車のFF化(前輪駆動)で、軽量化されたボディは空気力学的にも優れ、燃費効率を高めるものとなっていた。また、ターボチャージャーも急速に普及。先陣を切った日産に続いて三菱がフルライン体制を整え、リッターカークラスでもダイハツがシャレード・デ・トマソ・ターボを参考出品するなど、ターボ時代の到来を強く印象づけた。一方、レジャービークル(RV)も数と種類を増し、クルマの多様化、機能による分化が一段と明確に。出品台数は849台と過去最高、来場者も111万4200人を記録した。