第28回 東京モーターショー 1989

平成元年10月26日〜11月6日(幕張)

幕張での初開催は記録づくめのショーとなった。

平成へと年号が変わったこの年、東京モーターショーは第6回以来、30年来の開催地、晴海から千葉県・幕張メッセへと会場を移した。同施設のこけら落としイベントとなった第28回ショーのテーマは「自由走。ハートが地球を刺激する」。乗用車では韓国など、部品コーナーにはスペインやフィンランドなどからも出展があるなど、地球規模の参加数は15か国333社2政府3団体。来場者数、報道関係者数も過去最高の数字となった。また、この年はバブル景気のなかにあり、3ナンバー車購入時の税金が物品税から消費税(暫定税率6%)切り替わったときでもあり、高級車にも注目が集まった。出品車はトヨタ・4500GTやNSXなど、高速・高性能なモデルたちが話題を呼んだ。


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