昭和60年10月31日〜11月11日(晴海)
1985年はガソリンエンジンの実用車が作られて100年目にあたることから、歴史の教訓を踏まえ、将来を展望する国際的なショーにふさわしいテーマとして「走る文化。くるま新世代。」がテーマに選ばれた。出品規模・内容も充実し、展示車両数は1032台と再び最多記録を更新。新世代車と呼ばれるコンセプトカーを乗用車9社中8社が手がけ、DOHC・4バルブに4WD、4WSといった新技術に加えてミッドシップ、オープンボディも目立った。こうした参考出品車が最先端の技術を駆使した習作と、市販を前提にした先行モデルにはっきり2分化されたのも特徴。一方、活況を呈した外国車ブースにはキャデラックの右ハンドル車が登場した。